山田英雄山田英雄

現地校での教育を見て感じたこと。

典型的な取り組みは、Show & Tellです。頭では知っていました、だいたいどんなものなか。

ご存じない方に、その概要。簡単なお題を与えられ、基本的には一人で、みんなの前でそのお題について発表します。たとえば「あなたの大切なものを持ってきて、なぜそれが大切なのかみんなに教えてあげて」などです。

私が指摘したいのは、先生の助言でした。「関係ないことは言わないこと。」「いつのことかな?」「誰の話?」「大切な理由を教えて。」・・・

これって、public speechの練習です。しかも、いわゆるcoherencyの徹底や5W1Hの情報を明確にすることに重きを置いている。特にcoherencyについては、とても厳しく、関係ないことを話し始めると、「それは関係あるのかな?関係なければ言わないこと。」と突っ込まれます。

あ、この話は小学校1年生の授業です。こんな小さなころから、プレゼンの型をトレーニングされ、自己主張を理路整然とできるような素地を身に着けているんです。ここにこそ、CTの芽があった、と感じたのです。

でも、どこがCritical? 少しずつCTに迫っていきましょう。

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