International Student Success Associationは2023年9月24日、高校経営者・国際関係の担当者を対象としたシンポジウム「グローバル化時代の学校経営戦略」を東京国際フォーラムにて開催する。参加費は、懇親会費を含み3,000円。
現代のグローバル社会では、国境を越えた交流や多文化理解がこれまで以上に重要となり、国際的な人材育成や海外進学への対応が求められている。だが、日本の教育機関は世界から後れを取っている現状があるという。
海外から米国を目指す学生は、10年前と比べ約2倍に増加している。ハーバード大学における2012年の学部出願者数は3万4,302人。2022年には6万1,220人と2倍近く増加している中で、2022年に出願した日本人の数はわずか100人であったという。韓国人は317人、中国人が1,016人であり、韓国の人口は日本の半分以下であることを比べあわせて考えると、日本は同じアジア諸国の中でも大きく後れをとっているといえる。
「再現性」をテーマとした今回のシンポジウムでは、学校経営者、現場責任者を対象に、そうした社会的課題を解決するための学校経営戦略や実際に現場で成果をあげている先進的な取組みを共有し、シンポジウムで学んだことを明日から使用できるヒントや事例を提供するという。なお、シンポジウムは、トビタテ留学JAPAN、西オーストラリア州政府、活育教育財団、IELTSやTOEFL運営団体の協力のもと実施される。
1部では、他校に先駆け、いち早くグローバル化への対応をしていくことで実績をあげている、千代田国際中学校の日野田直彦校長、香里ヌヴェール学院学院長兼中学校高等学校の池田靖章校長、星の杜中学校・高等学校の小野田一樹副校長が登壇する。
2部では、実際に現場で活躍している教育専門家や先生が登壇し、生徒の海外意識の醸成、TOEFL・IELTS対策、奨学金の活用事例とノウハウ、海外大学の進路指導のいろはなどのテーマで情報共有とディスカッションを行う。
参加費は、懇親会費を含み3,000円。会場は東京国際フォーラム 会場D5。招待者限定となる。
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