新学習指導要領では、英語でコミュニケーションを行うことを強調しています。
これをふまえ、調べてきたことや感想、本文の要約を英語で書く授業を行う先生も増えたことと思います。
しかしそのライティング授業は、本当に生徒の書く力を伸ばせるのでしょうか?
伝わりやすい英文を書くためには文法や語彙も大切ですが、同じくらい注目したいのが文章展開!
習った文法や語彙を正しく使わせるということだけに集中して、文章の構造や展開をおざなりにしてしまってはいませんか?
今は、文法やスペルのチェックをAIに任せられる時代。これからは文章展開に注目して指導を行ってみましょう!
そこで今回ご紹介するのは、文章の「ジャンル」に基づいた英語教授法「GBA」です。
「GBA」こと「ジャンルベースアプローチ」は、オーストラリア政府が移民英語教育のため約70年前から実践している、歴史と実績のあるメソッドです。日本ではすでに、大学の英語教育で広く取り入れられています。
紹介してくれるのは、渋谷教育学園幕張中等学校・高等学校の石伊先生。
日記、物語、料理レシピなど文章の「ジャンル」を分け、構成パターンを理解した上でライティングをすすめると、実生活で使用する英文や大学で出会うアカデミックな英文にも役だてられるそう。使える英語を学びながら受験につながる力を身につけることができる、
それが「ジャンル」に基づくライティング授業のメリットなのです!
来年度からは「伝わる英文」が書けるライティングにアップデートしていきませんか?
みなさまのご参加をお待ちしております!
【こんな先生におすすめ】
- 少ない語彙、文法でも伝わりやすい英文を書けるようにしたい
- 全レベルの生徒のライティング力を上げたい
- 自分自身もライティングに苦手意識がある
- 使える英語と受験対策を両立させたい
- 一生モノのスキルを生徒に身に付けさせたい
【タイムスケジュール】(予定)
16:30-16:40 ご挨拶、ご登壇者紹介
16:40-17:35 石伊先生ご講演
17:35-17:40 アンケート回答、ご案内
17:40-17:55 Q&A
17:55-18:00 ご挨拶、閉会
【日時】
2022年3月11日(土) 16:30〜18:00(開場16:20)
【開催】
オンライン(Zoomウェビナー)
【参加費】
無料
【登壇者】
- 石伊 浩二(渋谷教育学園幕張中学校・高等学校)
中学の英語教育への関心が強く、生徒が英語が使えるようになってきていると実感できるような授業を目指している。教科書の内容をベースにしつつも、ペアワークなどのアクティビティを多く取り入れた授業を行っている。海外ドラマを見たり洋楽を聞くのが趣味で、授業でも時折洋楽を流している。