熊本の知り合いから状況を報告して貰いました。
現場に見に行って調査した訳ではありませんが
ご丁寧にご報告頂けたのでご紹介致します。
小学校、中学校、高校ともに、5月10日まで休校。
すぐにでも学校が始められるところもあるようですが
避難所になっている場所が多く、すぐに再開は難しいとのこと。
教科書までないという子ども達は少ないようです。
もちろん、家が全壊して帰れないという人たちも多いから
そういうご家庭は学習や教材どころではないでしょうね。
学校関係者の話によると、学校の再開が子ども達のストレス解消にも
なるとので、仮設住宅などの整備が進むのが今は一番重要かなと思います。
南阿蘇と益城は壊滅状況で、学校再開には程遠い状況のようです。
現状把握、ニーズ確認も大変ですが、
実際に支援出来るシステムが不在なのも残念です。
いつ何が起こるか分からない国であるにも関わらず、防災対策にすら十分に
人もお金も掛けられないという現状なのかもしれません。
それでも、「何か出来ることはないか?自分に出来ることをしたい」
と声を掛けてくれる卒業生や、ご退職なさっているのに
関連企業に問題提起をして下さる方もいらっしゃいます。
それぞれの日常を超えて支援することは無理でも
出来ることをやろうという志を持った人たちは沢山います。
なんとか、そうした力を具体的に活かせるシステムの構築に
微力ながら力を尽くせればと思いました。