鮫島慶太鮫島慶太

「解なき時代」の教育?

最近よく耳にするのが
「解なき時代の教育」

従来型の教育では
「解なき時代」には対応出来ない。

本当にそうなのか?

そもそも、これまでの時代は「解がある時代」
だったのか?

人類は常に「解なき時代」を生き
「解」を創造し続けてきたのではないか?

「解」が明確であったのは
産業界に必要な人材像とか
国益に繋がる人材像とか
そういうものなのではなかったか?

経済界で有益な人材とは?が「問い」で
「前例踏襲をしっかり行える」が「解」であるような
そんな単純な世界の話ではないか?

たかが、と言えば傲慢であるが
そんな程度の変化を根拠に
教育の変革を訴える声には
どうしても懐疑的にならざるを得ない。

さて、「解なき問い」に対応する時に
必要なことは何か?

これまでも、同じだったのではないか?

つまり、先人達の問題意識や知識を十分に踏まえて
自分の「解」を創り出すこと。

「いま世界の哲学者が考えていること」(岡本 裕一朗 氏)

この本を読むと、世界の偉人たちが
「解のない」様々な分野で
必死に悪戦苦闘してきたこと、悪戦苦闘していることが伺える。

文理を問わず、洋の東西を問わず、人間とはそうやって
生きてきたのではないか?

突然「解なき世界」になり、
これまでとは違う教育や学びが必要だと言う時
「これまでの人類は解のある世界で生きてきた」
と考えるのなら、それは現代人の大きな傲慢であると
感じるのだが。

この記事を書いた人

ESN英語教育総合研究会

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