鮫島慶太鮫島慶太

「機械が奪う職業」を考える

「AIや機械が仕事を奪う」という脅しにも似た話が
センセーショナルに語られる。

19世紀イギリスで起こったラッダイト運動などと比較し
未来不安に拍車をかけているようにも見える。

ちなみに将来機械が代替し人間の仕事がなくなる可能性が高いと
話題の職業は以下の通り。
機械が奪う職業ランキング(米国)の上位15位を抜粋。
1. 小売店販売員
2. 会計士
3. 一番事務員
4. セールスマン
5. 一般秘書
6. 飲食カウンター接客係
7. 商店レジ打ち係や切符販売員
8. 箱詰め積み降ろしなどの作業員
9. 帳簿係などの金融取引記録保全員
10. 大型トラック・ローリー車の運転手
11. コールセンター案内係
12. 乗用車・タクシー・バンの運転手
13. 中央官庁職員など上級公務員
14. 調理人(料理人の下で働く人)
15. ビル管理人

引用:ダイヤモンドオンライン http://diamond.jp/articles/-/76895?page=2

作業手順を簡単にデータ化、マニュアル化出来る仕事は
AIや機械に奪われていくという予測だろうか。

進路指導を行う教員としとも
考えざるを得ないテーマだ。

私はもっと劇的な変化の可能性を予感している。

それは、人間の将来の可能性をビッグデータから
予想可能と認識しAIが人材選抜を行う未来。

例えば、プロ野球のスカウトや企業の人事採用へのAIの進出だ。

下手をすると入試の世界にもAIが用いられる可能性すらある。

これは同僚との雑談の中で閃いた。
どういうデータに当てはまる人材が
組織の利益を最大化するのか、または、利益を最小化するのか?

入試の結果が良くても伸びない学生

採用面接をマニュアルで乗り切り
入社後生産力が低い社員

人材選抜のあらゆる場で
AIが使われるとしたら?

スカウトが不要になる。

人事課が不要になりコストカット出来る。

もちろんDNAデータの入手などは
人権問題になるので困難(不可能ではない)
だろうが、あらゆるデータを集め
組織に加入後、大きな生産力を発揮する可能性が
高い人材をAIが選抜する未来。

機械には創造的思考力など測れない!

その通りだろうが、
創造的思考でないものは
排除出来る可能性がある。

その方法は、Googleの画像検索など
既に実現している。
それならAIに出来そうだ。

私が恐ろしいと思うのは

人間の能力や可能性が数値化される
ことよりも、数値化不能な要素が
たとえ存在したとしても、排除・疎外される世界が出現することだ。

仮にAIに見抜けない才能や可能性があったとしても、
それを見過ごすマイナスよりも、
人間の判断ミスの方が不利益が大きいと世界が判断したら…。

その先には人間のあらゆる営みがデータに基づいた判断に還元され
AIに任されるような未来があるのかもしれない。

人間に必要なのは?

思考力ではなく、選び生きる意志と勇気

そこにしか、「人間」の創造する「世界」はない。

量子論の世界では、人間の意識が「世界」を変える。
AIには「世界」を変える「意識」は持てない。

そこにしか希望がないように思う。

この記事を書いた人

ESN英語教育総合研究会

ESN英語教育総合研究会

ESN英語教育総合研究会は、次世代の英語教育ファシリテーター育成を支援するためのポータルサイトです。関東と関西を中心とした全国規模の研究会の実施や、教材や授業実践などの情報交換を通して全国の先生方のネットワークの構築を目的としています。英語教育に関わる各種研究情報や研究員のブログなどを配信いたします。

この記事と同じカテゴリーの記事

女子教育

女子教育研究会FEN オンラインイベント No.11 「日本におけるジェンダー規範」

女子教育

女子教育研究会FEN 第10回オンラインイベント 「働く」ということとジェンダー  弁護士 岸本尚子様ご登壇

その他研究

女子教育研究会 第9回 学習会  2023年8月19日(土)20:00~21:30  「ウェルビーイングって何?」

  • ESN Facebook
  • STUDY

研究情報カテゴリの記事

いつのまにか ”探究している”時間になる そんな実践型の…

女子教育研究会FEN オンラインイベント No.11 「…

『探究・PBLコーディネイター研修』(第2期)のご案内!…

女子教育研究会FEN 第10回オンラインイベント 「働く…

女子学生の理系進学に影響を与える要因 山田進太郎D&I財…

「「働く」ということとジェンダー」!!

女子教育研究会 第9回 学習会  2023年8月19日(…

女子教育研究会 第8回 オンラインイベント 「これからの…

どうなる?DX時代の英語教育ウェビナー

女子教育研究会第8回学習会6/17