鮫島慶太鮫島慶太

コロナ危機 教育現場の今後の課題

【今後の課題】
今回の騒ぎで不可避だと直感したことは2つ。
 
まず『繋がり不在の非日常外部オンラインコンテンツ』は、単独では、ずば抜けたもの以外機能しない。「個別最適化」をうたったところで、「学ぶコミュニティ不在」では、ごく一部の意識と学力の高い生徒にしか無理。一方で一方的な課題提示も、ロイロでは一割程度しか取り組めないという報告もある(もう少し高いと信じますが)。
 
もう1つはレイティング。これは送信側が何を言っても言い訳にしかならない。他校、他学年、担当者、比較は不可避。『オンラインで低レベル講義』ではリスクも高い。教員負荷も心配。
 
では、どうするか?
今この状況だからこそ、アクティブラーニングと協働学習だと思います。
 
例 アクティブラーニング
 
①英語でみんなを元気にするメッセージを10語以上で書きなさい。
②R80を用いて、一番心に残ったメッセージを2文(私は○○さんのメッセージが一番心に残りました。なぜなら~)で作成し提出。無理ならメールでもノートでもよい。
 
※教科を問わず出来る。家庭科なら料理、国語なら俳句など。
 
例 協働学習
①グループを作る
②1人では難しい課題を投げる。受験生なら後期国立レベル(ここで動画ガイダンスやメッセージガイダンスを入れても良い。外部コンテンツでも可)
 
【即興です】
バーニーサンダースの次のツイートを読んで、様々な国のコロナ対応について調べ英語で発表しなさい。発表方法は、グループごとに動画、スライド、紙など何でも構いません。
 
There are people today who may well have symptoms of coronavirus, but who have to go to work because they don’t have any paid family or medical leave. How does that happen in the richest country in the history of the world?
 
③役割分担させる(最終発表役、意見集約役、調査役、先生相談係、スライド作成役、デザイン役)
 
④取り組みを通して果たした役割をR80でまとめさせる。自分の役割のメタ認知。
 
これなら、教員は課題を与えてグループ相談係とのみ対応すれば良くなります。
 
しかも他校や他学年との比較も回避出来ます。なぜなら、それぞれの「学びのコミュニティ」の力次第で、「学び」は変わるので。これが全てでなくても良いし、現在各担当者が苦心してるものはそのままで大丈夫。
 
ただ、学校としての軸を発信出来ますし、多少の温度差は多分目立たなくなると思います。

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ESN英語教育総合研究会

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