鮫島慶太鮫島慶太

問われる大人の主体性 各大学は本年度の入試・推薦での検定資格不要または緩和を即時発表すべきです!

【入試における資格・検定利用について】

4月上旬から発信してきましたが、ようやく5/14に文科省から発信がありました。調査書・検定試験についての配慮を求める発信です。遅い、遅すぎるんです。既に検定組織は、動いているわけですから。

本年度の入試や推薦関係の要件として、民間の資格試験を使わない、または基準緩和や評定・共通テストなどでの代替を行うという発信を大学側は一刻も早く行うべきです。

既に英検など多くの民間試験が中止や延期。更に本会場を確保出来ないことから、高校側に実施を求める動きまであります。が、本会場で出来ない感染症対策を高校側が出来るでしょうか?出来るわけがないです。クラスター発生したら、どなたが責任を取るのでしょう?

夏休みも短縮、履修範囲をこなすだけの高校に検定を行う余裕などありません。

しかし、生徒達からは、「英検やGTECが受けられません。学校でなんとかして欲しいです」という声が既に上がっていると聞きます。お分かりでしょうか?文科省も、大学も判断も発信も遅すぎるのです!

押し付けているのは、検定主催団体ですが、彼らとて、「例年通り」の発信の変更を行わない大学が多い中で、板挟みであることは事実です。そうであっても、押し付けるようなことはすべきではないと考えますが。

文科省は遅かったですが、ようやく動きました。

各大学も、一刻も早く、この件についての発信をお願い致します。

 

 

問われているのは、「私たち大人の主体性」です。

この記事を書いた人

ESN英語教育総合研究会

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