日本の中高生は英語でのアウトプットが苦手。
その証拠は令和五年度の全国学力調査での平均正答率(中学校)に現れています。「聞くこと」が58.9%、「読むこと」が51.7%なのに対し、「書くこと」は24.1%です。40人のクラスのうち、「書くこと」の問題に答えられる生徒はわずか9-10人という計算になります。
<参照:令和五年度 全国学力・学習状況調査の結果>
https://www.nier.go.jp/23chousakekkahoukoku/report/data/23summary.pdf
しかし文章を書くという能力は、実社会で英語を活用する上で絶対に必要な能力です。メールのやり取りや自分の意見の発表などができてこそ、生徒の可能性や活躍の場が広がっていくと言えるのではないでしょうか。
それゆえ新年度https://cotobank-seminar50.peatix.com/が始まった今こそ、実社会でも入試でも使えるライティング指導に力を入れていきたい!と考えている先生も多いことと思います。
けれども下記のような理由から、ライティング指導は困難を感じやすいもの。
- 「ライティングの言語活動のレパートリーが少ない、お題の出し方がわからない」
- 「授業では文法解説で時間が終わり、ライティングの指導までたどり着かない」
- 「英作文を宿題として出しているが、どこまで添削するべきかわからない」
- 「評価に時間と手間がかかるため、あまりやる気になれない」