「教育改革は、社会の受け皿なしに語れるのか」
6月27日(土)20:00〜21:30、女子教育研究会FENにて発表を行います。
テーマは、
「教育改革は、社会の受け皿なしに語れるのか」
です。
近年、学校教育の現場では、探究、主体性、PBL、リスキリング、「好きなことを追う」といった言葉が、教育改革のキーワードとして語られることが増えています。
私自身も、そうした教育の理想そのものを否定したいわけではありません。むしろ、子どもたちが自分で問いを立て、自分の関心を深め、社会と関わりながら学んでいくことには、大きな意味があると考えています。
ただ、その一方で、次のような問いも避けて通れないと感じています。
学校で「主体的に学びなさい」と言う時、その主体性を社会は本当に受け止めてくれるのか。
「好きなことを追いなさい」と言う時、その先にある進路や労働市場の現実を、大人はどこまで語っているのか。
「学び直し」や「リスキリング」が語られる時、それは誰にとっても現実的な選択肢になっているのか。
今回の発表では、拙稿『日本の労働市場構造と教育改革の不整合』で整理した問題意識にも触れながら、教育改革を学校内部の理念だけでなく、日本社会の構造や労働市場の受け皿との関係から考えてみたいと思います。
教育改革の理想を語ることは大切です。
しかし、その理想が子どもたちの自由や可能性につながるためには、学校の外側にどのような社会条件が必要なのか。逆に、その条件が整わないまま理想だけを語ることは、子どもたちにどのようなリスクを背負わせることになるのか。
進路支援・学習支援の現場で感じてきた違和感を出発点に、皆さんと一緒に考える時間にできればと思っています。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。
【日時】
6月27日(土)20:00〜21:30(予定)
【お申し込み】
https://forms.gle/WdRfodKyk5Mqs473A
女子教育研究会FENのサイトはこちらです。
https://keitasfen.wixsite.com/my-site
この記事を書いた人
esn


