鮫島慶太鮫島慶太

入試の季節ですね

共立女子中学も無事3日間の入試を終えました。

全国の先生方も、採点・監督・発表などの業務お疲れ様でした。

さて、入試と言えば、いよいよ大学受験が始まります。今後の入試英語がどうなるのか?いやどうしていくべきなのか?それによって現場の教育をどう変えなければならないのかが決まるので興味を持って見守ってらっしゃる先生方も多いと思います。

さて、英語の入試がどうなるかはまたの機会に私見を述べさせて頂くとして・・・。

少し他教科の試験についての私見を述べたいと思います。私は毎年センター試験を数科目解いているのですが、今年も現代文で若者向けの文章が出たり、数ⅡBが難しかったりした表面的な変化がマスコミでは取り上げられています。

しかし、毎年私が思うこと・・・。

それは世界史Bの問題がひどすぎるのではないかということ。何を出しているのか?という点ではなく、リード文と問題の間に何ら有機的な繋がりを見いだせない。簡単に言えば、あの問題を解くことを目指して学ぶ学生が世界史を好きになったり、興味を持ったりすることはないのではないか?ということです。

興味のある方は是非ご覧になって頂ければすぐにお分かりになると思いますが、あんなもの(失礼)、教科書があれば誰にでも作問出来てしまうのではないでしょうか?

現代の我々が生きている世界の様々な事象の背後にある歴史を理解することで世界の見え方が変わり、自分の考え方が変わり、自分の生き方が変わる。そうしたことを受験生である若者に感じて貰うような問題にしなければいくらグローバルだとか世界的視野だとかいった話をしても何も変わらないように思いまいました。

年末、神野正史氏の世界史の本を6冊ほど読みました。面白くて5日ほどで夢中になって読み、生徒には「ワンピースより面白い」と伝えたところ苦笑されましたが数名の生徒は私から本を借り世界史にはまっている子もいます。好奇心に火をつければ若者は自ら学ぼうとするものです。

他教科の問題を批判的に見て、理想的な試験のあり方を考えることもきっと英語教育の改善につながるのではないかと感じました。

 

この記事を書いた人

ESN英語教育総合研究会

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