最近の大学生の話を聞くと
就職活動が大変で大学生活を
楽しむ余裕もない程だという話が出る。
企業が「即戦力」を求めるからだ。
評価される人材像を研究し
求められるスキルを身に付けて
就活に望む。
あれ?いつからこんな時代になった?
昔の企業は、「大学生活までで変な癖が
ついてない方がよい。育てるのは企業の
仕事」という自負があった。
最近の大学受験も変だ。
東大までもがAOを始め
求める人材像を提示する。
企業も大学も、「求む、○○な人材」という時代。
このままでは中高もそうなるだろう。
「新時代の入試は論述力重視。
ならば、そこで勝てる人材は
作文力のある生徒。入試も論述重視だ!」
おいおい・・・。
求められるのは、塾?小学校?家庭?
育てることを放棄して求めるばかりの大人たち…。
このままいくと、生れる前に
「求む、○○な人材!」
ということになりかねない。